訪問マッサージの働きがいと将来性

寝たきりや歩行が困難になっている人たちはたくさんいて、いつも退屈な毎日を送っておられます。することがなにもなくて、知能のほうも弱っていってしまってしまうことも少なくありません。少しでもそんな高齢者の助けになれればと思い、この訪問マッサージの仕事を始めてみたのですが、自分自身がお年寄りが大好きなので、楽しんで働くことができています。

自分がお客の家に行くととても喜んでくれて、笑顔で迎えてくれる人たちもいて、マッサージが終わって帰るときには、もう帰るのかい、といわれたりして、名残惜しそうにしてくれるときに、この仕事をしていて良かったという気持ちになれます。
患者さまとの接し方について

マッサージをしてあげると、気持ちよさそうにしてくれて、ちょっと痛がることもありますが、ほどよいリハビリにもなっているようで楽しんでいる感じです。寝たきりになってしまっているとはいえ、話が大好きであり、昔話をよくしてくれるのですが、そんな話は楽しいですし、聞いてあげるととても喜んでくれています。

同時に家族があまり自分のことを気にかけてくれないと愚痴をこぼす人もいて、なかなかつらい立場に置かれているようです。

そんな人たちに少しでも役に立てるのがこの訪問マッサージであり、とても働きがいを感じていますので、これからもよりいっそう励んでいきたいと考えています。

そしてこの仕事は増えることがあっても減ることがない、将来も安泰な仕事であると感じています。

介護者が少しでも楽に生きられますように

自分を大事にしながら、他人を大事にする仕事。それが訪問マッサージ師ではないでしょうか
他人の人生のお手伝いをする際に必要なのは、まず能力です。人を支えるための筋力、介助に関する知識、知恵、そして有事の際に動ける瞬発力。それらの能力を持てば、問題なく介護できるでしょう。

しかし、一番大事なのは、自分自身です。介護で疲れ、体を悪くする。体の無理がきかなくなるまで働くのは美しいかもしれませんが、同時に悲しいことでもあります。

自分が無事でなければ、結局、相手も周囲の方も、守りたくとも守れないのです。プライベートで守りたい人を守れなくては、人生設計が崩れてしまうのです。身を粉にして働いて、周囲や利用者さんは喜んでくれるでしょうが、一生の面倒までは見てくれないでしょう。

自分の思う通りに生きるのが人生であるとしても、自己犠牲の念が強い方は、どうか少しでも自分を大事にしてあげていただけないでしょうか。
今は動けても、いつか老いたとき、きっと人の世話になる日が来るのです。その日を前倒しするのは止しましょう。
理想は、自分も相手も大事にする。優先順位は、たとえ公言できなくとも自分が上。自己本位は悪ではないのです。
治療業界に入ったきっかけについて

そして、自分を大事にしている方は、他人からも大事にされます。他人から大事にされるということは、利用者さんと円滑な関係を築けるということです。
訪問マッサージ師を始めたきっかけがどうであれ、介護の犠牲になる必要はありません。どうか自分を大事になさいますように、お願い申し上げます。